チーズマニア:憧れのフレッシュチーズ「ブラータ/ブッラータ(burrata)」を丸ごと全部食べる!

イタリアのブラータ(burrata)チーズ
Pocket

こんにちは、トーコです。

今日はチーズのお話。いま、超絶に興奮しております!

ここ最近のチーズブームの中でも、手に入れることが難しいのでお馴染みの「ブラータ(ブッラータ)チーズ」。
なぜそんなに貴重なのかというと、ただでさえ新鮮さが命のフレッシュチーズの中でも、特に賞味期限が短いから。
日本国内ではまだまだ流通量が少なく、とても貴重なので「幻のチーズ」とまで言われるんだそうですよ。

わたしも興味はあったんですけど、なかなか食べられる機会がなく…。

 

先日、仕事帰りにふらっと立ち寄ったデパ地下のチーズ専門店ヒサダさんで、ちょうど昨日届いたばかり!というブラータに出会うことができました!

イタリアから空輸されたばかり「ブラータ・イルパルコ」。
いつも入荷後はすぐに完売してしまうため、店頭で見たのは初めて。
今回も50個ほど入荷して、1日半ですでに残り2個になってたらしく…。ギリセーフ…。

店員さんもかなり興奮してて、「今しかない!」と勧めてくれたので買ってみました。
1個、2,800円…。なかなかお高い。貴重だといわれるだけはある。

 

ブラータ・イルパルコのパッケージ外観

種類・タイプ フレッシュタイプ
原料 生乳(水牛)、クリーム、食塩
原産国 イタリア
買ったお店 HISADA
値段 1個 2,800円(税込み)
特徴 大人の男性のこぶしくらいもある大きめのモッツアレラチーズの中に、繊維状のモッツアレラチーズとクリームを包み込んだフレッシュチーズ。
白いビニール袋にラッピングされ透明なプラスチックカップに入った状態で売られています。

 

ブラータ/ブッラータ(burrata)チーズとは?

見た目は真っ白なデカめのモッツァレラチーズ。
生地にクリームを包みこんだ贅沢なフレッシュチーズです。

職人さんが一つひとつ手作業で作るチーズで、手間がかかることに加えて、賞味期限が短いので、日本ではなかなかお目にかかれないわけです。

このイルパルコは、南イタリアプーリア州でバッファロー種の水牛を原料にしたフレッシュチーズを製造している会社(IL PARCO社)の名前。

イルパルコ社のWebサイト
IL PARCO社公式Webサイト:http://www.agricolailparco.it/

 

繊維状のモッツアレラにフレッシュクリームが絡まっていて、店員さん曰く、他と比べるとしっかりめだそうです。
カタチも巾着のような結び目はなく、つるんとした大きめのおまんじゅうのよう。

まさかこのチーズを買えるとは思ってなかったので、その日の晩ごはんを調整やり直し!
あわててネットで美味しい食べ方を調べながら帰りました。

 

まずは、そのまま味わってみます

ブラータのパッケージを開けたたところ

 

ネットの情報によると、冷えた状態ではなく、常温に近いほうがトロトロ感を味わえるとのことで、40分ほど前から冷蔵庫から出しておく。

透明なプラスチックのカップ容器に、やたらと可愛いパッケージに包まれています。
ずっしりとした重み。

開けてみると、とたんにミルクの濃いあまーい匂いがします!
直径約10cmはある…。でかいな…。

 

色んなサイトに「まずはそのまま食べろ」と書いてあったので、そりゃそうだと思いとりあえずはサラダに乗せながら、包丁でそーっと割ってみます。

 

…?思ってたんと違う。

 

中からクリームが溢れだす!的なビジュアルを想像していましたが…
意外にも、ムチッ、ムギュとした手ごたえ。

包丁を持ち直し、もうちょい本気で十字に切り込みを入れる。笑

 

ブラータを切ってみたところ

 

割ってみると、中はふわふわでジュワーとした液体と固体の中間のクリームがギューッと詰まっています。

京都で食べる「汲み上げ湯葉」を思い出します。
あのトロッとしたテクスチャがそっくり。

ミルク爆発。衝撃のひと口め。

そのまま食べてみると、口の中がクリームの洪水!
後味はミルクのコク大爆発!!
幸せ絶頂でした…。なんて美味しいんだろう。

これが水牛のミルクのコクなんだろうか…。
甘味がハンパない。

ぎゅーっと濃いモッツアレラチーズをめちゃめちゃ柔らかい状態で食べてる、そんな感じ。(語彙力…)

 

 

トマト + オリーブオイルでカプレーゼ風

焼きトマトでカプレーゼ風

 

プチトマトに塩と乾燥オレガノを振りかけて軽くオーブンで焼いたものに、ブラータを乗せてオリーブオイルを。

絶品だ…。昇天。
熱々のトマトとチーズの温度差もまたいい感じ。

間違いない組みあわせで、なんとなく味も想像通り…だと思ってましたが、想像以上でした。
優勝です。

 

 

バルサミコ + ハーブ塩

バルサミコソースをかけたブラータ

 

この時点ですでに半分以上を食べてしまったけど、バルサミコも美味しいよって書いてあったので、絶対旨いに違いないと試してみます。

バルサミコ酢とちょっとのハチミツをフライパンで煮詰めてクリーム状にしたものを回しかけ、ハーブ塩を振りかける。
酸味と塩気で、よりミルクの甘さが強く感じられました。

一気に大人の味。わたしはこれが一番好きだったかも!

 

 

Webの情報では他にも、桃やイチジクなどのフルーツと合わせたり、熱々のピザに乗せたり、といろいろ紹介してあったけれども…。
残念。完食してしまいました…。しょうがない。

初めましてだったので、ちょっとはしゃぎ過ぎました。

ブラータまとめ

ミルクのコク、クリームの食感。まさに幻のフレッシュチーズでした。
モッツァレラチーズ好きならぜひ体験していただきたい。

次に会えるのはいつなんだろう…。

 

チーズ専門店ヒサダさんの『チーズ王国』というサイトでは、次回出荷予定日:00/00 という記載がありましたので、ぜひ参考に。

ヒサダのチーズ通販サイト「チーズ王国」

 

わたしもチェックして2回目を堪能したいと思います!

 

あまりにも興奮して、ほぼ一人で食べてしまったんですよね。ごめんね、夫よ。
こんなにも絶品のチーズが世の中にはあるんだなぁ…。

イタリア人になりたい。マジで。

シェアする

コメントを残す