スキンケアにおける保湿は「ヘパリン類似物質」に任せた!という結論が出ました。

ヘパリン類似物質のヒルドイド
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こんにちは、トーコです。

今日は、スキンケアのお話です。

皆さんは日ごろどんなスキンケア用品をお使いですか?

デパコス、ドラッグストアのプチプラ系、美容皮膚科で買える実力派コスメなどなど。
私もこの年齢ですので、そりゃもう色々とジプシーしてきました。

さっそく、結論

で、40代も半ばにして、ようやくこれだ!もうこれ以外はいらない!というスキンケアにたどり着くことができました。
結論から申し上げますと『ヘパリン類似物質』です。

 

以前、ニキビダニが原因の毛包虫症というお肌のトラブルに見舞われて、自分のスキンケアと食生活を見直しました。
こちらの記事も良かったらどうぞ→『毛包虫症(ニキビダニ)になって治療した話【1】』

良いお医者さんとお薬に出会えたことで完治することができたんですけど、スキンケアには迷いが出てきました。
このままでよいのだろうか…と。

 

美容皮膚科医のA先生との出会い

ニキビダニが落ち着いたころ、仕事で美容皮膚科医の先生とお会いする機会がありました。
都内で美容皮膚のクリニックを経営していらっしゃるA先生。

お肌がツルツルだったので、30~32歳くらいかなーと思ってたら、
なんと私より年上(45歳)でした…。驚愕&羨望。
やっぱり肌が美しいと若く見えるもんだと再認識。

ちょいちょい言動が昭和だったので違和感を感じてたんですけどね、年齢聞いて納得です笑

仕事の話が終わったところで、雑談タイム。
普段のスキンケアの話に。

 

先生によると、美肌の極意はシンプルな3つだけ。

  1. 保湿・保湿・保湿!!
  2. 刺激しない、摩擦しない、できるだけ触らない。
  3. 日焼け止めは高品質なものを一年中使うべし。

 

この3点を守れば誰でも美肌になる。(断言)

もちろん、睡眠時間や食生活も大事。そして、持って生まれた肌質っていうのもあるけどね、とのこと。

 

「保湿」が大事ってことは分かりました。
美容皮膚科医の方ってやっぱりスゴイ高品質なスキンケアを使ってたりするんでしょうか…?

あんな高いモノ、私ムリだわー

先生、ぶっちゃけすぎです。

ヒルドイドがおすすめだけど、最近、薬局でも買えるわよ。

と、先生が普段使っている保湿ケアは『ヒルドイド』なんだそうです。

 

なんですと?

 

ヒルドイドといえば、「医療用にも関わらず、美容目的に処方してもらう違法行為が急増して健康保険の財政を圧迫した」と、美容業界ではちょっとしたニュースになりましたよね。

なるほど。先生もあの究極のアンチエイジングクリームのユーザーだったんですね。
そのツルツルの肌、説得力爆上がりです。

 

『ヒルドイド』というのは、マルホという製薬会社が販売している商品名。
一般名は『ヘパリン類似物質』というそうです。

ちなみに、持田製薬からは『ビーソフテン』、日医工からはそのまま『ヘパリン類似物質』という商品名で取り扱われています。
どれも成分的には同じだそう。

 

ヘパリン類似物質製剤(Heparinoid Preparation)は、保湿剤のひとつ。マルホによる薬効分類の標榜は、血行促進・皮膚保湿剤である[1]。外傷などの炎症反応の治療や保湿が必要な治療に使われる。

引用元:Wikipedia

 

美容皮膚科医が言うんなら、説得力は爆上がり。
なにより、先生のお肌を見れば効果があるのは明らか。

ヒルドイドを試してみたいけど、医薬品なので美容目的の私が手に入れられる訳もなく…。

急いで帰って入手方法を調べた結果、この2つ。

(1)海外から個人輸入する
(2)ヘパリン類似物質が配合された市販薬を買う

 

個人輸入通販は「イベルメクチンクリーム」で経験済みだったので、ハードル低いです。

ただし、オオサカ堂さんで扱ってるのは『ヒルドイドフォルテ』といって、他と比べて有効成分のヘパリン類似物質の濃度が高いやつだったので、今回はファミリーファーマシーグローバルというサイトで購入することに。

ここなら、正真正銘マルホの『ヒルドイド』を購入することができます。

 

購入してみました

ヘパリン類似物質

 

ファミリーファーマシーグローバルという医薬品の個人輸入サイトでは、マルホの『ヒルドイド』はもちろん、ジェネリックの『ビーソフテン』(日医工)も購入可能。

 

  1. トロトロの乳液状のローションタイプ
  2. チューブに入ったクリームタイプ
  3. シャバシャバのスプレータイプ
  4. 広い範囲に塗り広げるのに便利な泡ポンプタイプ

 

と、いろいろありましたが、
まずはスタンダードな乳液タイプの「ローション」を試してみることに。

ただし、1本から買うことができず、5本、10本セットのみ…。
かなり迷ったけど、とりあえず、25g入りのボトル5本セット(9,281円)を買ってみることに。

最悪合わなかったら、ボディ用にすればいいかな、と。

 

注文から2週間ほど待ち、シンガポールから小さな段ボールが届きました。
初見では25gボトル、”結構小さいな”、という印象です。

5本で9,281円(送料込み)。1本あたり1,856円。安い…。

テクスチャはこんな感じ。
真っ白でトロトロの乳液状、匂いはまったくありません。

さっそく、夜のスキンケアから取り入れてみます。

 

洗顔後 → ヒトプラセンタジェル → ヒルドイドローション → グライコクリーム

 

なんてシンプルなんだ…。あっけないほど早く終わる。

長年、洗顔後はシャバシャバ系の化粧水を使ってきた私にとって、いきなり乳液状のものを肌に塗るのはとても違和感がありました…が。

効果はすぐに分かりました。すごい…。噂通りの保湿力です。
肌の上でなじむのが早い。でもちょっとべたつくかなぁ。
夏はもうちょっとさっぱりしたい。

でも塗ったあとは、とにかく、しっとりしっとり。

初回はちょっと多めに出してしまったので、そのまま首からデコルテまで塗り広げました。
少しの量で顔中の保湿が出来てしまいます。
コスパ良さそうだな…。

こうして、良い感触のまま朝・晩2回のスキンケアで使うこと2週間ほど。
乾燥した部分は少しもなく、顔中どこを触ってもしっとり、すべすべです。

 

メイクの上からも、ついほっぺたを触ってしまいますよ。
これを「肌が吸い付く感じ」というのでしょうか。うっとり。

 

なぜか、角栓がなくなる?うれしい副作用

使い続けてると、うれしい変化がありました。

小鼻やアゴの角栓、白いニョキニョキがなくなったんです!
特にのアゴは白い苔がびっしり生えたかのような、ふっさふさだったのに。いまやツルっとしています。
保湿で角栓がなくなるなんて、どういうメカニズムなのかよくわかりませんが、とにかくなくなりました。

ピンセットで抜いたりするの、けっこう好きだったんだけどな笑

 

 

ヘパリン類似物質まとめ

これまで高い化粧品使ってきたなぁ。。
国内外の有名なデパコス、誰もが知る老舗のアンチエイジングブランド、美容皮膚科でしか買えない高機能スキンケアシリーズ。

まさか、1本1,800円の医薬品のほうが効果があるなんて思ってもみなかった…。

たしかに、良い香りはゼロ。可愛いパッケージや広告でテンション上がることもないけども、大事なのは効果。
美容皮膚科医の先生が言うことはまちがいなかった。

40代半ばにして今の素肌が一番いいコンディション!
とにかく、長い間スキンケアジプシーしてきましたが、私はもう死ぬまで保湿は『ヘパリン類似物質』だけで大丈夫です。

災害用の非常持ち出し袋にも1本詰め込みました。

 

ここが残念ポイント

ただし、本家『ヒルドイド』は医薬品のため、個人輸入通販サイトでしか買えないっていうのが難点です。

でも、A先生が言ってた、同じ成分のものは薬局でも買えるという情報。
さっそくググってみると、結構色々あるんですね。
医療用とはちがい、独自で美容成分を配合してみたりして。

マツモトキヨシのPB商品「matsukiyo ヒルメナイドローション 50g 」の成分が、医療用のヒルドイドとまったく同じ(ヘパリン類似物質は市販薬にも医療用医薬品と同量の有効成分がが配合されてる)だったので、これでもいいかなと。

 

それから、使い心地という点ではベタつく感じが苦手な方もいるかも。
まぁ、医薬品ですからね…。しょうがない。

 

本家マルホのヒルドイドローション

・成分・分量(100g中)
ヘパリン類似物質…0.3g
グリセリン、白色ワセリン、スクワラン、セタノール、還元ラノリン、セトマクロゴール1000、モノステアリン酸グリセリン、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、カルボキシビニルポリマー、ジイソプロパノールアミン

マルホのヒルドイドローション
画像引用:マルホ株式会社 ヒルドイド公式Webサイト
ヒルドイドローション0.3%:25g×5

マツキヨのヒルメナイド

・成分・分量(100g中)
ヘパリン類似物質…0.3g
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル、グリセリン、プロピレングリコール、中鎖脂肪酸トリグリセリド、流動パラフィン、スクワラン、ジメチルポリシロキサン、パラベン、エデト酸Na、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸Na、ジイソプロパノールアミン

マツモトキヨシのヒルメナイドローション

マツモトキヨシのヒルメナイドローション 50g 1,188円

オオサカ堂のヒルドイドフォルテクリーム(Hirudoid Forte Cream)

他のヘパリン類似物質クリームと比べると、100g中、445mg(0.445g)もヘパリン類似物質が配合されているので、めちゃくちゃしっとりするのではないかと。
口コミを見てみると、皮膚の血行を促進し、ターンオーバーを促すため、傷跡の治療に使っている人も。
これはぜひ、気になる傷跡に使ってみたい!!

ヒルドイドフォルテクリーム(HirudoidForteCream)

 

『カルテ ヒルドイド』コーセーとマルホが国内唯一の共同企画開発

本家ヒルドイドのマルホが、化粧品メーカーのコーセーと共同開発したスキンケアシリーズがでましたね!
これでもう、医療費の圧迫問題とか、個人輸入代行通販でしか買えないとかの問題を一気に解決してくれるのでは。
医療用のヒルドイドとは違い、使い心地にも配慮されているとか、独自の美容成分も配合されているとか、期待しかない…。
しかもドラコス並みのお手頃価格。(←重要)
私も、自分の肌で成功体験済みなので、ぜひ試してみたいと思います!

 

マルホとコーセーが共同開発した「カルテ・ヒルドイド」
画像引用:コーセーマルホファーマ株式会社 公式Webサイト
https://carte-beauty.com/

 

カルテ ヒルドイド、早く使ってみたいぃ!!
これ、他のスキンケア売れなくなっちゃうんじゃないかな…なんて心配してしまう…笑

 

この記事は、ヒルドイドおすすめ!使ってね!という目的で書いたのではなく、「私の場合は良かったよ!」という個人の体験談です。

 

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