チーズマニア:モートリュフROTHSCHILD/この時期だけの贅沢。憧れのトリュフ入りブリーチーズ

モートリュフROTHSCHILD トリュフ入りブリドモー
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こんにちは、トーコです。
今日は、毎年楽しみにしているモートリュフを食べたよ、っていう話です。

 

皆さま、トリュフは好きですか?
実はわたし、そんなに得意なほうではなかったんです。

いや、正直に言うと、好きか嫌いかジャッジできるほどガッツリと食べたことがなくて…。たまーにお高いフレンチに行くと、ヒラヒラっと乗ってる黒いアレ。
独特の匂いがするなぁ…という程度。

舌が一般人のそれです。

ただ、このチーズに出会ってから、トリュフの風味にハマってしまいました!
トリュフ入りのチーズはたくさんありますが、これはちょっとレベルが違う。

毎年秋になるのが楽しみになるほどです。
今年もモートリュフのシーズン到来ってことで!

 

モートリュフとは

モートリュフ トリュフ入りブリードモー
画像引用:www.foodeurope.fr/

種類 白カビタイプ
原料 生乳、トリュフ、食塩、トリュフオイル
原産国 フランス
買ったお店 HISADA
値段 166gで3,653円(100gあたり2,038円)
特徴 白カビタイプのブリードモーの真ん中に刻んだ黒トリュフ挟んだチーズ。
無殺菌の生乳で作られるので、時間の経過とともに外皮が変化し沢庵のような香りがする。

 

 

これ以上ないくらい、贅沢な体験

ブリーチーズはフランスを代表する白カビタイプのチーズですよね。
日本ではカマンベールチーズが有名ですが、フランスでポピュラーなのは圧倒的にブリーチーズなんだそうです。

ブリーの中でも貴重なブリードモーというだけでも贅沢なのに、
それにトリュフ入れちゃうなんて、なんてモノを作るんだ。

 

商品名の「ROTHSCHILD-ロスチャイルド-」っていうのも気になります。
あの世界最強の大財閥、ロスチャイルド家。
いくら私でも聞いたことあります。
そのロスチャイルド家の家系の人が作ってるチーズなんだだそうで。

チーズのバックグラウンドを聞いてるだけで恐れ多い…。
庶民が食べていいのだろうかという気さえします。

 

買ったお店はいつものチーズ専門店HISADAさんです。
コロナ騒動で、チーズの生産者さんが作れなくなったりして、なかなか品揃えが厳しかったらしいのですが、だんだんと充実してきました。

その中で、ひときわ目立つど真ん中にディスプレイされているこのモートリュフ。
店員さんも当然勧めてくれます。

 

パッケージのモートリュフ

 

透明のパッケージ越しに、熟成してトロトロになっている様子がわかります。たまらん!
もう絶対に買うと決めていたので、手ごろな大きさのをつかんでお会計へ。

高い…。これ1個だけで3,653円…。
どこのセレブが買うんだよ。

 

 

恐れ多いけど、実食。

まずはそのまま食べてみました

常温にしたモートリュフ

 

あらかじめ、冷蔵庫から出して1時間ほど。
常温にしておくとトロトロさが増します。
透明のセロファンをはがしていくと、もうトリュフの香りが!

白カビ部分はゴジラの背中くらいボコボコして、ふっくらと厚みがあります。
香りが独特なので、苦手な人は外して食べるといいらしいのですが、私は大好物なのでそのままです。

トロトロの先っちょをカットして食べる。
口と鼻が一気にトリュフでいっぱい!

カットしたモートリュフ

 

ブリーチーズの部分も、ミルク感が濃厚なほうだと思うけど、
真ん中に挟まれた刻んだトリュフの香りの存在感が強いです。

大人になってよかった…と、心の底から思います。

すげー高いけど、年に1回の贅沢。これを何の迷いもなく買える喜び。
仕事頑張ってて良かったな…。

チーズ屋さんで買ったクラッカーに乗せると、ワインと一緒に楽しむときに手が汚れません笑

 

 

大本命の食べ方!オムレツです!!

モートリュフを入れたオムレツ

 

そのまま食べるのも当然美味しいし、ワインもフルーツも合うんですけど、私は断然オムレツをおすすめします。
トリュフだから玉子ってベタだ、と思うでしょうけど、やっぱり玉子との相性は格別だと思うんです。

あたたかい料理になると、トリュフの香りが一気に広がります。
もう部屋中トリュフです。

玉子2個に、牛乳と塩のみ。
ゆるーく作ったオムレツの真ん中に、モートリュフを好きなだけ入れて巻いて仕上げます。
もちろん、オムレツにしなくてもスクランブルエッグだともっとお手軽ですね。

このオムレツがヤバいくらい美味しいんです。
ワインがいくらでも飲めます!

ジャガイモやアボカドなど、比較的、味の存在感が薄い食材となら組み合わせても良さげ。

あまり強く火を入れないことがコツです。
トロトロに溶けて香りだけになってしまうから…。

このモートリュフのオムレツ、私の最後の晩餐候補です。

 

 

サラダにトッピングして食べてみました

モートリュフをサラダにトッピング

 

いつも食べてるサラダに、贅沢に乗せました。
やっぱりあたたかい料理のほうが香りが際立つので、ブロッコリーは蒸したてのホカホカ。

ドレッシングはかけないで塩と黒コショウだけ。

シャキシャキの野菜にトロトロのモートリュフがからんで、一気によそ行きの絶品サラダになります。
ブロッコリーとトリュフって合うんだな…。

 

赤ワインに合わせる

クラッカーに乗せたモートリュフ

 

HISADAのWebサイトには、「重めの赤ワイン」に合うってことで。
我が家にストックしていた赤ワインが重かったのか、軽かったのか、定かではないですが、
まぁ、とにかく間違いなく美味しかったです。

ワインの渋みとトリュフって不思議で…。
舌がワイン、鼻に抜ける香りがトリュフ、っていう幸せな混乱状態。

もっと高尚な舌とボキャブラリーを持っていたら、いい具合に表現できたんでしょうけど、
精一杯です。

 

 

もっと大事に大事に食べたかったけど…
わりと早くなくなりました。贅沢な一週間でしたー

フルーツと合わせたりするのも定番でしょうね。
ジャガイモと生クリームだけの素朴なポタージュスープに入れても美味しそう…。

 

今年もごちそうさまでした!
また来年もモートリュフのオムレツ食べられますように!!

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