インビザライン体験記録:02.有料のカウンセリング(精密検査)、質疑応答

インビザライン体験談
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こんにちは。トーコです。
インビザラインによる歯列矯正の体験談をご紹介します。

私が、歯列矯正を始めたのが2019年3月から。
それから1年8カ月ほど経過して治療完了!!
現在は、せっかくキレイになった歯並びを保つための、保定期間というステータスです。

 

さて、前回は3つに絞ったクリニックへそれぞれ無料のカウンセリングを受けに行った結果、
一番印象の良かった、矯正歯科・審美歯科の『Bクリニック』さんに決めましたよ、というところまで書きました。
よかったら、前回の記事もチェックしてみてください。
【インビザライン体験記録:01.無料ウンセリングを受けて、病院を決める!】

 

今回は、『Bクリニック』さんで有料のカウンセリング(精密検査)を受けてきました!というお話です。
疑問に思っていたことを思いっきりぶつけたので、FAQも参考になると思います!

 

歯列矯正を始める決心をするまで、あんなにグズグズしてたのに、無料カウンセリングを受けてからのスピード感たるや。
やっぱり、一歩踏み出すっていうのは大事ですね。

 

 

有料カウンセリングという名の精密検査を受ける

さて、Bクリニックさんに内定を出し、有料のカウンセリング(精密検査)のため再度予約して訪問しました。
無料のカウンセリングでは、歯と顔の写真を撮って色々とお話を伺ったところまででした。

2回目の訪問、待合室はほぼ満席。
大学生くらいの若い男性もちらほら。
ここにいるということは、矯正してるか、審美歯科メニューを受けるのか。美意識高いことは良いことです。

頭部のレントゲン写真撮影

歯科用3DCT

 

名前を呼ばれて診察室へ。
まずはずっしりと重い鉛のエプロンをつけてレントゲンへ。

小さなボックス内の椅子に座り、顔の周囲を2回ほどグルグルカメラを回されて頭部のレントゲン写真を撮る。
Webサイトによると、この歯科用CTで精度の高い3D画像として頭やアゴの骨格や、目には見えていない歯の根元が撮ることができるそうです。

 

3Dスキャニング

アラインテクノロジー社のiTero

つぎは、口の中を3Dスキャナーでスキャンします。
これがネットの情報でよく見た「iTero」というやつなのでしょう。
(ネットの情報によると、これを導入しているクリニックでは、3Dデータの連携が早く、治療スタートまでが早くなるんだそうです。病院選びのポイントになりそうですね。)

ちょっとゴツめのシャワーヘッドくらいの大きさのスティック状のカメラを歯に沿ってあてていき、撮影していきます。
『ピッ・ピーッ』とリズム良く進んでいきます。

触れないので全く痛くはないけれど、口を広げるための器具が歯茎に食い込んでちょっと痛かった…。
わずか5分くらいで終了。
診察台のすぐ横に設置されたモニターでは、私の歯が見事に3Dで再現されています。
面白いけど、ちょっとキモい。

この3Dスキャン結果によって、右の奥歯が上下全く噛み合ってなかったことが判明します…。

これで精密検査は終了です。

 

 

改めてインビザラインについての説明を受ける

インビザラインの精密検査

 

カウンセリングルームに通され、改めてインビザライン歯列矯正について説明を受けました。

今日撮ったレントゲンや3Dデータは、アメリカの米国アライン・テクノロジー社ってところに送られ、マウスピースを製作するための資料となるそうです。

マウスピース(アライナーとも言う)を着けることによって歯を動かす原理について、一通りの基本情報を聞く。
世界中でスタンダードな矯正方法なので、症例データも多くて安心なんだそうです。
数年前までは、ワイヤーでしかできないような複雑な症状も、いまではマウスピースで矯正できることが増えているんだとか。
インビザラインも進化してるんですね。

無料カウンセリングで撮影した私の歯の写真をモニターに映しながら、
「トーコさんの場合は、前歯の重なりが整うと、一気にキレイに見えますよ」と丁寧に説明してくれました。

めっちゃ話しやすい先生だったので、私もここぞとばかりに疑問をぶつけてきました。

 

Q. 抜歯はしないで大丈夫?


トーコさんの場合は、すでに親知らずを上下4本とも抜歯しているので、歯を動かすスペースは確保されていて、抜歯する必要はなさそうです。
ただし、歯のすき間を作るため、少し削ることはあるでしょう。
(このクリニックでは、抜歯が必要だと判断した場合はインビザラインはおすすめしない、と言われました。)

 

Q. 滑舌が悪くなりますよね?


残念ながらまったく影響がないとは言えませんが、慣れてくるとだんだんと発音もしやすくなりますよ。
アナウンサーなど話すお仕事に就いてる方もインビザラインで矯正してる方もいらっしゃいます。

 

Q. 治療期間はどれくらい?


人によってかなりバラツキがありますが、平均で2年、保定期間まで含めると3年ほど、マウスピース生活になります。

 

Q. やっぱり水しか口にできませんか?


基本口にしていいのは水のみです。ぬるいお湯なら大丈夫ですが熱々の温度はNGです。
マウスピースが変形してしまいます。

透明のマウスピースは意外と着色しやすいので、お茶やコーヒーなど飲んでいると茶色くなりますよ。
色が着く程度ならまだいいですが、砂糖が入った甘い飲み物を飲んだり、マウスピースを着けたまま何かを食べるのは避けてください。虫歯になります。
もし、矯正中に虫歯になったら、いったん中止して、虫歯を治療する必要があります。

 

Q. 本当にバレませんか?


絶対に気付かれない!とは断言できませんが…
人ってそれほど相手の歯を注意して見てる訳ではないので、自分で気にするほど他の人は見てないものですよ。
人前に出てお仕事されている方でも、インビザラインで矯正される方は増えています。
皆さま、意外とバレないとおっしゃっています。

 

Q. 通院頻度は?


1.5カ月~2カ月に1回程度の方がほとんどです。
遠方から通院している方の場合、3カ月おきという方もいらっしゃいます。

 

Q. 1日20時間の装着がムリな日もあると思います…。


どうしても20時間着けることができない日もたまにはありますよね。
たとえば、その日18時間しか装着できなかったとしても、次の日に2時間長く着けるとか、新しいマウスピースに交換する日を1日延ばすなどで調整しても大丈夫です!
でも、頻繁に20時間をきるとそのぶん治療期間が長くなったり、矯正のスケジュールが狂ったりすることもあるので、基本的には20時間以上の装着を心がけてください。

 

Q. 加速装置オルソパルス(OrthoPulse)とは?


光加速装置といって、近赤外線を歯茎部分に当てることで細胞を活性化させ、骨の再生を刺激し、歯を動かすスピードを加速させる装置です。
痛みは全くなく、じんわりと温かく感じるだけ。
矯正時の歯の痛みを軽減する働きもあるので、痛みに不安がある方にもおすすめです。
毎日10分間(上下5分ずつ)口にくわえるだけだから簡単ですよ。

 

Q. オルソパルス(加速装置)でどれくらい短縮できるの?


これも人によって様々ですが、最大で60%早くなる方もいる、というデータがあります。
一般的には大人の方の矯正の場合は、動きづらい傾向がありますね…。
金額も高くなる(プラス250,000円)ので、実際に使う方は少ないです…。(結婚式とか海外赴任とか)都合によって早く矯正を済ませたい方が導入されていらっしゃいます。

 

Q. やっぱり痛むんでしょうか?


歯を動かすので、もちろん痛みはあります。でも我慢できないほどの痛みではありません。
ワイヤーで矯正をしたことがある方は、ぜんぜん平気だとおっしゃいますよ。

 

Q. 費用はどれくらいかかる?


インビザラインでの全体矯正は850,000円(税込935,000円)です。(有料カウンセリング含まず)
オルソパルスを使うと1,100,000円(税込1,210,000円)。
このクリニックの場合は「トータルフィー制度(全額表示制度)」で、表示している金額は矯正治療に必要な費用をすべて含んだ料金で毎回の処置料も不要です。
仮に治療が延びた場合でも追加費用は発生しません。

マウスピースを紛失するなどのトラブルがない限りはトータルフィーなので、追加料金は一切かかりません。
マウスピースも20枚だろうが、60枚だろうが料金は変わりませんし、追加で製作が必要でも追加料金はかかりません。

デンタルローンでお支払いされる方も多いですよ。

 

Q. 再作成をするのはどんな場合?


実は、ほとんどの方が1~3回再作成をされます。
まず、1回目で見た目をキレイにそろえて、2~3回目で理想の嚙み合わせ、歯並びに整えていくのが一般的。
ゴム掛けが必要な場合は、この2回目以降に使うことが多いです。
1回目が終わった時点で、矯正を終わらせるのか、再作成をするのかは、担当の医師と患者さまで話し合って決めます。

 

Q. もし、マウスピースをなくしてしまったら?


けっこうそういう人、いらっしゃるんです笑
次のマウスピースを早めに着けるなどで対応することが多いです。
最悪、合わない場合は追加料金で再度作成となるので、くれぐれもなくさないように気を付けてください。

一番多いのが、食事に行って紙ナプキンなどにマウスピースを包んでそのまま忘れてきてしまう、ということ。
マウスピースは必ず専用のケースに入れて保管するようにしてくださいね。

 

Q. ぶっちゃけ、40代からの歯列矯正ってどうですか?


ぜんぜん問題ありません!
矯正っていうとお子さまがやってるイメージがあるからでしょうか?そういう風に尋ねる大人の方が多いですね笑
歯は何歳からでも動きますし、遅いとか早いとかはありません。
個人的には、インビザラインはご本人の自己管理がとても大切ですので、大人の方のほうが向いてると思います。
うちのクリニックでは、むしろお子さまのほうが少ないです。過去には60代の患者さまもいらっしゃいましたよ。

 

などなど、もう何度も聞かれてきたたであろう質問に対して、笑顔で答えてくださる先生。
ステキです。歯並びも完璧です。

 

こうして有料のカウンセリング(精密検査)は終了です。
検査結果は2週間後とのこと。次回の来院予約をして、検査費用38,500円をお支払い。

 

次回は、検査の結果と、詳しい治療計画(マウスピースの枚数や治療期間など)がわかるらしいです。
もし、治療しなくてはいけない虫歯が見つかったりしたら、その治療を優先するのでその分矯正を開始するのは延期になるそう。
写真で見ると、右の奥歯がちょと茶色くなってたから心配…。
むし歯ではありませんように…。

 

初めての歯列矯正で不安が入り混じってましたが、丁寧に説明してもらってすっかり気持ちが楽になりました!

 

 

続き → 03.ついに契約&カードでお支払い。もう後戻りはできません。

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