インビザライン体験記録:03.精密検査の結果、そして契約

インビザライン体験談
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こんにちは。トーコです。
インビザラインによる歯列矯正の体験談をご紹介します。

私が、歯列矯正を始めたのが2019年3月から。
それから1年8カ月ほど経過して治療完了!!
現在は、せっかくキレイになった歯並びを保つための、保定期間というステータスです。

 

さて、前回は有料のカウンセリング、つまり、精密検査を受けてきましたっていうところまで書きました。
よかったら、前回の記事もチェックしてみてください。
【インビザライン体験記録:02.有料のカウンセリング(精密検査)、質疑応答】

 

今回は、精密検査の結果とインビザライン治療の契約をするお話です。

気になる費用についても詳しくご紹介したいと思います。

 

精密検査から2週間後、結果が出ました

検査から2週間後、「結果が出たのでご来院ください」という連絡が!ずっとそわそわしながら待ったので「よっしゃー」とクリニックへ向かいました。

 

担当してくれたのはまつ毛ふさふさの美人女医さん。
美形のユニコーンのようなステキな先生…。当然、歯並びも完璧でした。

カウンセリングルームに入ると、私の歯の石膏(?)模型が出来上がっていました。
改めて歯並びの悪さと、右奥歯の嚙み合わせの悪さを客観的に再認識。。

 

さて、気持ち悪くならない自信がある方はどうぞご覧ください!



歯の模型(正面の嚙み合わせ)
【歯を嚙み合わせた正面】
嚙み合わせが深すぎるらしく、上の歯が下の歯をすっぽり隠してしまっています。
上の前歯2本が大きく歪んでます。

笑ったら必ず見える前歯が歪んでるって…。これがかなりコンプレックスでした。

 

歯の模型(上の歯)
【上の歯だけ】
大きく歪んでいる前歯。それから写真左上にある奥歯が外側にズレてるのが分かりますでしょうか。
これがけっこう問題だったんです。

 

歯の模型(下の歯)
【下の歯だけ】
1枚目の嚙み合わせた画像では見えてませんでしたが、下の歯の正面の歯が斜めに倒れて歪んでます。
そして、写真右上の奥歯が、今度は内側に倒れこんでズレてます。
…ということは、嚙み合わせたときに、こうなります!

 


 

歯の模型(奥歯がかみ合っていない)
【左奥歯が完全に噛み合っていませんでした】
これまで40数年間、奥歯でふつうにごはんを食べてるつもりでしたが、こんなに噛み合ってなかったなんて!
先生も「上の歯が外に飛び出ちゃってますね…」って。
見えないところだったから気付かなかったけど、これは審美的な問題というより、お口の健康的に良くないのでは…。
インビザラインではこんな激しい歪みもちゃんと治せるんだそうです。
良かった…。

 

歯の模型(左側から)
【左側から見た場合】
奥歯が外に飛び出しているのが分かりやすい。
前歯が完全に出っ歯気味です。

 

歯の模型(右側から)

【右側から見た場合】
右はわりかしそろって生えているような印象。
やっぱり前歯の出っ張りが…。非常にカッコ悪いです。

 

 

カウンセリングのPCモニターでは私の歯の3DCG画像(iTeroで撮影したものでしょう)を、マウスでグリグリと動かしながら見せてくれる。
見えてる前歯部分だけじゃなくて、奥歯の歯もガタガタで嚙み合ってなくて…ちょっと恥ずかしいけど、自分の歯をこうやって3Dで再現して見られるなんてちょっと面白かったので、興味津々です。

歯の嚙み合わせが悪いと、食べ物が咀嚼しづらいだけでなく、全身に影響が出るらしいです。
姿勢が悪くなったり、頭痛、腰痛、座骨神経痛などなど。
歯列矯正って、見た目をよくするだけじゃないんですね…。

 

検査の結果、虫歯はありませんでした。
晴れて、インビザラインで治療開始できることになりました!

 

加速装置『オルソパルス』を使って早く終わらせたい、と相談したら、実物の機械を見せてもらえました。
思ったより小さい。
口にくわえる部分にLEDチップがずらっと並んでいて、口に入れると特殊な光を照射するんだそう。
これ…25万かぁ…。高っけぇぇ…。でも早く終わるなら…。

 

一通り、検査の結果と治療の説明が終わり、オルソパルスを使った場合のスピード矯正プランで見積書を作りますね、ってことで、しばし待ちます。

 

待ってる間に「注意事項確認書」という書類を読むよう渡されました。
内容はこんな感じ。これにチェックをしてサインします。
↓ ↓ ↓

抜歯について
矯正のための抜歯(便宜抜歯)は保険適用外となり、抜歯代金は基本治療費に含まれない。
当院での抜歯代金¥10,000~¥20,000+消費税
※親知らず状態により一般歯科・口腔外科での抜歯となる。当院では一般歯科・口腔外科の紹介は行っていないので、患者さんご自身で探してください。
他院で抜歯する場合は依頼書を発行します。

 

外科処置について
外科処置では麻酔を使用する場合がある。

 

表側顎間ゴムの使用の場合
クリアボタンやフック(金属)を使用する、前歯に装着する可能性がある
1日20時間以上ゴム掛けが必要でゴム掛けの期間は症状による。

 

IPR(歯のすき間のやすり掛け)について
歯を動かしやすくするために、歯と歯の間を少し削ってすき間を作る措置。
ただし、エナメル質の表面だけを削るため、歯に影響は少ない。

 

虫歯処置について
当院は矯正専門歯科のため、虫歯の治療は行っていない。
他院で虫歯治療する場合は依頼書を発行します。
矯正装置を装着するまでに虫歯の治療を終わらせておくこと。
虫歯治療が終わったら、報告書をもらい当院に提出をすること。

 

補綴物(かぶせもの)について
現在、補綴物がある歯には装置が装着しづらい場合、補綴物に穴をあける可能性がある。
その場合は強制終了後に再度治療が必要となり、治療費は患者様負担となる。

 

メンテナンスについて
メンテナンス期間は、矯正機関+半年を目安に設定。
メンテナンス内容:クリーニング・後戻りのチェック・保定装置のフィッティングチェック。
メンテナンス費用:¥5,000+消費税
メンテナンス料金は基本治療費には含まれません。

 

保定装置について
1日20時間以上装着すること
専用の洗浄剤を使い清潔にすること
最初の1つ目は基本治療費に含まれるが、再作成は片顎¥5,000+消費税が発生する

 

トータルフィー以外の料金について
当院の基本治療費(トータルフィー制度)に以下は含まれない。

  • 抜歯
  • 一般歯科治療(虫歯治療など)
  • メンテナンス
  • 保定装置の再作成
  • クリーニング

 

注意しなきゃいけないのは、矯正している最中に虫歯になること。
いったん、矯正を中断して虫歯を優先して治療しなきゃいけなくて、そうなるとマウスピースも作り直すことになるので治療期間がまた長くなる。

虫歯のことは、前回の精密検査の時も、ユニコーン先生も言ってたので、大事なことなんでしょう。

 

正直、矯正もまだ始まっていないのに、保定のことやメンテナンスのことを読んでもピンと来なくて…。
ふーん。。という感じでした。

 

ついに、インビザラインで歯列矯正の契約

「注意事項確認書」を読んでサインしている間、10分程度で見積書が完成しました。
見積書の内容はこんな感じでした。

項目 金額
インビザライン全体(マウスピース矯正) ¥850,000
FASTインビザライン矯正(スピード矯正) ¥250,000
消費税 ¥88,000
【合計金額】 ¥1,210,000

 

ひぃーー。高い。緊張してきたけどもう後戻りできない…。
※この金額には、前回の精密検査代(¥38,500)は含まれていません。

 

見積書を渡されて、ゆっくり考えてまた後日お返事されますか?と聞かれたので、「いいえ!いますぐ契約します!」と鼻息荒めの私。

 

さっそく、別に渡された契約書にサインをして、支払方法はカード一括払いを選択。
(カードの利用限度額を超えてしまいそうだったので、カード会社に連絡して一時的に限度額を引き上げてもらいました…)

 

こうして鼻息荒く無事に契約と支払い手続きを終え、いよいよ矯正治療のスタートラインに立つことができました。

 

矯正前の歯のクリーニング

歯列矯正前のクリーニングイメージ

 

続けて、歯列矯正を始める前の歯のクリーニングをしてもらいます。

本来ならば、後日改めて予約をとって…となるところですが、この日はたまたま空いていたのと、何度も通院するのがちょっと面倒でもあったので、当日お願いしてOKでした。

というわけで、100万以上の支払いを終えて膝がガクガクしているままに、診察台へ。

歯石をキレイに取って、フロスをかけて、歯の表面を磨いてもらいました。
すっきり!!
最後にユニコーン先生に全体をチェックしてもらって終了。
トータルで1時間程度でした。

 

精密検査でスキャンした歯のデータを、アメリカの米国アライン・テクノロジー社ってところに送って、マウスピースを製作してもらいます。
そのマウスピースが出来上がって届くのが約2か月後。

楽しみ!だけど、不安も同じくらい…。

 

経験者のブログでは、好きなタイミングでゴハンやおやつを食べられなくなる…と書いてあったので、この2か月間はめいいっぱい自分を甘やかして飲み食いしたいと思います!

 

続き → 04.マウスピース完成!矯正治療がはじまります。

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