インビザライン体験記録:04.マウスピース完成!矯正治療がはじまります。

インビザライン体験談
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こんにちは。トーコです。
インビザラインによる歯列矯正の体験談をご紹介します。

私が、歯列矯正を始めたのが2019年3月から。
それから1年8カ月ほど経過して治療完了!!
現在は、せっかくキレイになった歯並びを保つための、保定期間というステータスです。

 

さて、前回は精密検査を受けた結果、問題なくインビザライン矯正できるよっていうところまで書きました。
よかったら、前回の記事もチェックしてみてください。
【インビザライン体験記録:03.精密検査の結果、そして契約】

 

今回は、マウスピースが完成したのでいよいよ歯列矯正がスタートするよ、というお話です。

 

いよいよ、子どものころからのコンプレックスの歯並びを矯正します。
嬉しいやら、緊張やらでざわざわしています。

 

クリニックからマウスピース完成の連絡

前回の来院からちょうど2カ月間経過、クリニックからマウスピースが完成しましたよ、との連絡を受けました。
仕事をすべて調整し、喜び勇んでクリニックへ。

まずはカウンセリングルームへ通され、モニターで『クリンチェック』と呼ばれる治療計画を見せてもらいました。
今回のマウスピースの総数は28枚。
思ったより少ない!よかった!

マウスピースは「アライナー」とも言いますが、このブログではマウスピースで統一したいと思います。

 

28枚のマウスピースを装着して、だんだんと歯並びが整う様子をムービーで確認できます。
正面や横など色んな角度から、また、上の歯だけや下の歯だけでも再生。
Youtubeで見るやつと一緒だぁ。。とちょっと感動。

 

クリンチェック(治療計画)を詳しく見ていきます

インビザライン矯正のクリンチェック
【クリンチェックのPC画面。これは15番目まで治療が進んだ状態のシミュレーションCGイメージ。ピンク色のブツブツはアタッチメント。】

 

最初の2枚のマウスピースはアタッチメントという突起物の無いもの。
これはマウスピースに慣れるためのものだそう。
3番目からは、全ての歯にアタッチメントが付けられる予定…。マジか…。

クリンチェックの画面ではピンク色で歯の上にブツブツがついてるけれど、実際は白色の突起物だから目立たない…はず。

 

歯が動くためのすき間を作るため、歯の表面を削る「ストリッピング」も3番目のマウスピースから始まるらしい。
(上の画像でいうと、◇型の中の数字の部分)
ストリッピングは合計3回に分けて数か所行うそうです。
エナメル質の表面だけを削るので、心配ないですよ、とのこと。
抜歯はしないけれど、すき間を作ることは必要なんですね。これはほとんどの方がやるそうです。

 

全部で28枚のマウスピースをつけていくことになりますが、上の歯は17枚で動かすのが終わり、18番目からは下の歯だけを動かす。
なるほど、そういうこともあるんですね。
その間、上の歯には同じカタチのマウスピースが17~25番目まで続く。歯は動かさないけど、新しいマウスピースに交換していく予定です。
この、動かさないマウスピースのことを「パッシブアライナー」というそうです。

 

このクリンチェックを見ていて、ラスト3枚(26番目、27番目、28番目)の色が違いますけど?と聞いたところ、
オーバーコレクションという特殊なマウスピースです、という説明。

じゃあ、実質、25番目でキレイに整うってこと?

 

終わりが近づいたらまた詳しく説明してくれるそうですが、後戻りを考慮してあらかじめ余計めに動かしておくマウスピースだそうです。
うーん。分かったような、分からなかったような…。
まぁ、その時がきたらまた説明してもらいましょう。

クリンチェックによると、だいたい10番目を超えたくらいで前歯の大きな歪みが治りそう!楽しみだなぁ!!!

 

私の場合の大まかな治療計画(クリンチェック)

 

オルソパルスの説明&アプリのセッティング

加速装置(オルソパルス)の画像

オルソパルス(加速装置)についても説明を受けました。

すごい立派な箱に収められた小さな装置。
そりゃ25万円もするんですもんね。
大きさは↑の画像をご参照ください。U字の部分を口に咥えると自動的に「ピッ」と反応し、特殊な光の照射が始まります。

上の歯:5分 下の歯:5分 合計10間の照射を毎日行ってください、とのこと。

光がどうなって歯の動きが早まるのか…は説明が難しかったのですが、要するに、
『特殊な光が歯茎の細胞を活性化する』という内容でした。

痛くもかゆくもなく、ただただ、じんわりと温かさを感じるだけというお手軽さ。
簡単ですけど、ちゃんと科学的なエビデンスもあるらしいですよ。
あまりに手軽なので、忘れてしまいそうですね、と言ったら「だいじょうぶ、利用状況を管理するアプリがあります!」と先生。

スマホ(iPhone)に専用のアプリをインストールして、利用状況をクリニック側でもモニタリングできる仕組みだそうです。
怠けているとバレるやつ…。
先生の説明手順通りAppStoreからアプリをダウンロードしてオルソパルス本体とクリニック側の管理画面と同期させる。
試しに口にくわえてみて、ちゃんと計測結果がスマホと管理画面に表示されることを確認。
ハイテクですな。

 

オルソパルスと同期しているアプリの画面イメージ
【アプリ画面のスクショ】

アプリの画面には、28枚という治療計画と、終了予定日が表示されている。

残り:392日

ということは1年と27日…?
先生の説明だと、この残日数あくまでも目安。交換のタイミングが早くなるとその分、残日数も減っていくみたい。
オルソパルスを使うことで交換タイミングを早くすることができるので、1年以内に28枚が終わるでしょう、と。良かった!

 

一通りの説明を受けて、いよいよ最初のマウスピースを装着するために診察台へ移動。

 

実際に1番目のマウスピースを装着してみる

1番目のマウスピースを装着してみる

 

小さな小袋に入ったマウスピースを出して見せてくれました。
歯の部分だけをを覆う小さくて軽くて薄いマウスピース…。こんなんで歯が動くのかと疑いたくなるくらい頼りない感じ。
ペットボトルの素材みたいな、透明でツルっとしている。

さっそく、マウスピースの着け方と外し方のレクチャーを受けました。
とは言っても、上下にはめるだけ。とっても簡単です。

小さくて薄いマウスピースだけど、着けてみるとすっごい違和感!
覚悟はしていたけど、滑舌がすこぶる悪くなる。
「つ」と「す」がうまく発音できない。

 

でも、痛みはほとんどなくて、むしろ、じんわり感じる締め付け感が心地よい。
チューイー(シリコンゴムでできた丸い筒)を噛み噛みしてマウスピースを歯にフィットさせます。
このチューイーを使うのはとても重要で、必ず毎回やってくださいね、と念を押される。
チューイーは1本いただけるそうですが、500円で購入もできたので、念のため追加で買っておきます。

外すときは、歯の内側に爪をひっかけて引っ張る。
思ったよりスポっと簡単に外れた。

でも、アタッチメントが付いたら難しくなるからね、とのこと。

 

この日は1番目と2番目の2枚のマウスピースを持って帰ります。
今日の夜から1番目を装着して2週間過ごし、2週間後に2番目に取り替えてまた2週間。
合計1カ月を2枚のマウスピースで過ごす計画です。

1日20時間を守ることができるのかな…。一番の不安はそこです。

 

クリニックの帰りに、ドラッグストアでマウスピース用の洗浄剤と、デンタルフロスを購入。
ちなみに、入れ歯洗浄剤でもいいのでは?と思って聞いてみたら、マウスピースが白く濁ることがあるらしく、マウスピース専用のものにしてくださいと言われた。

「インビザラインを始めるなら必見。おすすめアイテムまとめ10選」も見てね

 

クリニックの帰りに、大好きなシナボンとコーヒーで一人で『インビザライン頑張ろう会』。
これからは気軽に外で食べ歩きできなくなっちゃうからね…。

 

その夜、ご飯を食べた後に歯を磨いていよいよファーストマウスピースを装着。
クリニックでレクチャー受けたのを思い出しながら、チューイーを噛み噛みしてなじませる。
そのあと、充電してたオルソパルスを口に入れて上下5分ずつ、計10分間の照射。
痛くも痒くもない。じんわり温かさを感じるだけなので、ちょっと退屈。

クリニックでも思ったけど、最初のマウスピースはぜんぜん痛くない。
色んな経験者の方のブログを読んで、めっちゃ痛い!って書いている人もいたから覚悟してたけども…。
なんかちょっと拍子抜けです。

これでいいのかな‥?

 

違和感はあったものの、ぜんぜん痛くないし簡単だから「インビザライン楽勝やん」とこの時は思ってましたよ…。

 

続き→05.マウスピース#1~2:楽勝すぎるスタート

 

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