チーズマニア:ブルー61-Blue’61-/晩秋に食べるスイーツのような唯一無二のブルーチーズ

ブルー’61(Blue'61)
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こんにちは。トーコです。

今日は、初めて食べた衝撃のチーズ「ブルー61-Blue’61-」という珍しいブルーチーズを紹介します。

いつものHISADAさんにチーズを買いにいって、異彩を放っていたこのチーズ。
フルーツが乗ってるチーズって見たことありますか?私は初めて見ました…。
店員さんによると、この晩秋シーズンにしか輸入できない特別なチーズなんだそうです。

熱心に説明してくれるもんだから、そりゃ試したくなりますよねー。

ブルー61-Blue’61-とは

ブルー61

 

種類 ブルーチーズ
原料 生乳、食塩、パッシートワイン、クランベリー
原産国・地域 イタリア ヴェネト州
買ったお店 HISADA
値段 113gで1,718円(100gあたり1,408円)
特徴 マイルドタイプのブルー(青かび)チーズを、甘口のワインに漬けてクランベリーをトッピングして熟成させた唯一無二のブルーチーズ。甘い香り、フルーティでデザートのような味わい。

 

家族経営の小さな工房で作られる愛情のこもったチーズ。

ブルー61
ブルー61

 

まずは個性的な見た目。レーズンかな?と思ったら、ちょっと大粒で赤みが強い。クランベリーでした。
チーズの外皮も赤ワインに染まってドス黒い感じ。売り場で異彩を放ってましたよ。

イタリアのヴェネト州というところで作られたチーズです。
同じ地域で作られる甘口の「パッシートワイン」でブルーチーズを何度も漬け込み、クランベリーを乗せて熟成させるという作り方。
なかなか珍しいですよね。
店員さんによると、ブルーチーズを作る職人さんと、パッシートワインを作る職人さんのコラボ商品なんだそうです。

 

家族経営の小さな工房で小規模に作っているので、出回る数が少ないとのこと。
名前の”61”はこのチーズを作っている職人さんの結婚した年なんですと。さすがイタリア人。粋ですな。

 

パッシート(PASSITO)ワインはブドウを陰干しして糖度を高め、甘いワインを作るイタリアワインの製造方法だそうです。
飲んでみたい!

 

HISADAの店員さんは、現地で職人一家にお会いしたことがあるってことで、とても熱心に話してくれました。
この工房ではスパイスやトリュフ、トマトなどを使って熟成させたりする個性的なチーズを開発しているそう。

 

この時に手渡してくれた小冊子やチラシにもしっかりと載ってましたよ。
家路の電車内でじっくり熟読してテンションを高めておきました。

 

さっそく食べてみます

ブルー61

 

透明のラッピングを外した瞬間に、ベリーの甘酸っぱい香りが漂います。
チーズというより、スイーツの箱を開けたかのような…。
見た目も完全に切り分けたケーキ。

冷蔵庫から出してすぐなので、まだ冷えて固い状態ですが、ナイフを入れてみます。
ムチっとしてて、まだちょっと固い。

 

そのまま食べてみると、まずは甘いクランベリーのフルーティな香り、次にブルーチーズの風味。
なんだこれ!うっま!

 

上部のクランベリーと外皮は甘味とワインの風味が強く、中のブルーチーズは塩気がマイルドなタイプ。
ちょっと多めに口に入れても、しょっぱく感じることはなかったです。

このチーズ、このままどんどん食べてしまいたくなるほど、そのまま食べて十分に美味しい!

 

常温に戻してネリネリする

ブルー61

 

お店の人によると、常温に戻して少し練って空気に触れさせ、香りを立たせてあげると美味しいとのこと。
切り分けて室温に戻しておきます。

 

時間のない時は、10秒ほどレンジでチンするとすぐに柔らかくなりますが、やりすぎ注意です。

 

常温になって柔らかくなったチーズをバターナイフでねりねり…クリーミーになります。
やってる最中にもクランベリーの甘い香りが漂います。

いつものクラッカーに乗せる。うま…。
チーズなんだけど、スイーツです。ちょうど真ん中の感じ。

食前に軽く飲みたい時に、こんなおつまみが出てきたら完全に惚れてまうやつです…。
いや、むしろ、デザート替わりに最後に食べてもいいかも。

お酒が好きな人はもちろん好きでしょう!お酒が得意ではないけど、アルコールの入ったスイーツなら好きだという方にはもってこい。
気になるアルコール含有量は1%未満だそうです。でもお子さまには食べさせられないなぁ笑
このチーズだけで十分満足感があります。

 

定番のハチミツ

ブルー61

 

クラッカーに乗せてハチミツと合わせてみると、ベリーの風味も手伝ってもっとスイーツ感が増しました。
これはパクパク食べられるので危険なやつです。
見た目もかわいい。

赤ワインはもちろん、日本酒にも

甘口の赤ワインに漬け込んで熟成されているので、間違いなく赤ワインには合いますよね!
ちょっと甘めの日本酒に合わせるのもおすすめです!

 

もっとアレンジ楽しみたかったけど、勢いよく食べ過ぎました。。本当に美味しいチーズ!

 

見た目も味も個性的なチーズでした!
基本的に「甘い」×「しょっぱい」を合わせる食べ物ってクセになりますよね。
ブルーチーズが大好きな方も、これから試してみたい初心者の方にもおすすめです。

 

ブルー’61の冊子

 

HISADAさんでいつもいただく小冊子やチラシにもゴリゴリに推されまくってます。

 

見た目が可愛いので、女子は好きでしょうねー!

来年の秋にも出会えますように!ごちそうさまでした!

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